展覧会

2011/6/25-7/10 駒井哲郎と彼が敬愛したアーティスト達 ―A氏コレクションより―

2011年6月25日 (土)〜7月10日(日)
開催時間:12:00 – 19:00
休廊日:月曜日・火曜日

2011年6月25日(土)
ギャラリートーク「版画コレクションの楽しみ」
荒井由泰(版画コレクター)
聞き手/湊七雄(美術作家・福井大学准教授)
15:00-16:30│参加料:一般500円、会員無料 (パーティ含む)

オープニングパーティ│17:00-19:00│

駒井哲郎(1920-1976)の魅力を紹介するシリーズの第2弾。本展では、駒井の詩的な表現世界を紹介するとともに、長谷川潔やオディロン・ルドンなど、彼が敬愛した画家・版画家達の作品も併せて展示いたします。


展覧会によせて

  駒井哲郎著『銅版画のマチエール』という本があります。2部構成で、第I部は駒井の経験に基づいた銅版画技法のあらまし、第II部は駒井が敬愛した画家、版画家についてエッセイが瑞々しい視点で書かれており、銅版家や版画愛好家にとっては永遠の教科書のような存在となっています。題名にもある「マチエール」という言葉は、「画肌」などと訳されることが多いのですが、駒銅は「銅版画そのものの物質的な表れかた」、「図柄とは全く別の画面全体の肌」と定義しています。
本文には参考図版と共に、数多くの作品が紹介されていますが、印刷では満足できず、「この目でオリジナル作品を見てみたい」という思いが立ち上がります。本展では、この本に登場する作品のオリジナルプリントに出会うことができます。駒井哲郎、恩地孝四郎、オディロイ・ルドン、ロドルフ・ブレダン、そしてシャルル・メリヨン、今回紹介する作家達が追求した独自のマチエールの美しさとその魅力を、ぜひこの機会に体感していただければと思います。

湊 七雄(版画家/福井大学准教授)


駒井哲郎 略歴

1920年 東京都生まれ
1935年 西田武雄主宰「日本エッチング研究所」にて銅版画技法を学ぶ
1942年 東京美術学校西洋画科入学
1942年 東京美術学校西洋画科卒業
1947年 恩地孝四郎主宰の「一木会」の同人になる
1951年 第一回サンパウロビエンナーレでコロニー賞受賞
1953年 資生堂ギャラリーで初の個展を開催
関野準一郎、浜口陽三らと日本銅版画協会結成
1954年 パリに留学し銅版画を学ぶ(~55年)
1961年 愛知県立美術館で「駒井哲郎作品展」開催
1972年 東京芸術大学教授就任
1976年 死去
1977年 池田20世紀美術館にて「駒井遺作展」開催
1991年 資生堂ギャラリーにて「没後15年 銅版画の詩人 駒井哲郎回顧展」開催
2000年 世田谷美術館にて「駒井哲郎展 福原コレクション」開催
2009年 E&Cギャラリーにて「駒井哲郎版画展 A氏コレクション」開催


Posted on 2011-06-25 | Posted in 展覧会 | Comments Closed

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