展覧会

2012/6/20-7/1 人物博覧会I:ルドンから舟越まで A氏コレクションより


会期:2012年6月20日(水)〜7月1日(日)
開催時間:12:00 – 19:00
休廊日:月曜日・火曜日

2012年6月23日(土)
ギャラリートーク│15:00〜16:30│
レセプション│17:00〜19:00│
※ともに参加自由

視覚芸術表現において、いつの時代も「人物」は重要な主題でした。
「人物博覧会」と題した本企画展では、人物をモチーフとした珠玉の小品を2期に分けて展示します。
第一弾となる今回は、版画作品28点で構成。
オディロン・ルドンから舟越桂まで、多彩な作品で人物表現の多様性とその魅力に迫ります。


出品作家一覧

エデュアール・マネ
Edouard Manet (1832-1883)
19世紀のフランスで活躍した西洋近代絵画史の冒頭を飾る画家の一人であり、印象派グループの中心的存在である。

オディロン・ルドン
Odilon Redon (1840-1916)
ボルドー生まれのフランスの画家で象徴主義運動の中心的存在。50才までは木炭画やリトグラフでの幻想的なモノトーン作品が中心。以後はカラフルな油彩やパステルで花や幻想的な風景を多く描き、独自の世界を作り上げた。

アンドレ・マッソン
Andre Masson (1896-1987)
シュルレアリスム運動に参加し、活躍したフランスの画家。

アルベルト・ジャコメッティ
Alberto Giacometti (1901-1966)
そぎ落とされた独自のフォルムで世界的に有名な彫刻家。彫刻のほかには絵画や版画(エッチングやリトグラフ)による作品も多数残している。

フィリップ・モーリッツ
Phillipe Mohlitz (1941- )
ボルドー出身のフランス人銅版画家。銅版を直刻するエングレービング(ビュラン)技法を自由にあやつり、細密で幻想的な独自の世界を表現している。

エリック・デマジエール
Erik Desmazieres (1948- )
モロッコ生まれのフランス人版画家。2009年 パリのアカデミー・デ・ボザールの会員となるなど、現代フランス版画界の第一人者として現在活躍中である。

長谷川潔 (1891-1980 )
創作版画の創世に深く関わったあと、1918年にフランスに渡り、版画家として国際的に活躍した。特に間にマニエ・ノワール(メゾチント)の復活、さらには独自の表現方法を確立だせた。駒井哲郎ほかたくさんの日本人版画家に影響を与えながら、一度も日本に戻ることなくパリに没した。

藤森静雄 (1891-1943)
大正から昭和前期に活躍した版画家。美校時代に恩地孝四郎、田中恭吉とともに版画界のエポックとなった詩と版画の同人誌「月映(つくはえ)」を刊行した。

国吉康雄 (1889-1953)
岡山県出身で1906年に単身アメリカに渡り、アメリカで成功した画家。哀愁をこめた独自の画風で、国際的にも名声を得た。版画も多数残している。

谷中安規 (1897-1946)
大正から昭和にかけて活躍した木版画家。奇行など語り草は多くあるが内田百間や佐藤春夫などの文人に愛され、本の装幀・挿画を残した。終戦後、掘立小屋で栄養失調でなくなった。戦後になり再評価された。

浜田知明 (1917-  )
浜口陽三や駒井哲郎とともに戦後を代表する版画家の一人。戦争体験を描いた「初年兵哀歌」シリーズが有名。1993年に大英博物館で回顧展が開催された。

駒井哲郎 (1920-76)
戦後を代表する版画家。カラー作品も少数あるが、生涯にわたり一貫して銅版画を制作し、モノクロームの世界で、自己の内面、幻想、夢を表現し続けた。1951年にはサンパウロビエンナーレで受賞。詩人とのコラボレーションの挿画本を多数残した。

池田満寿夫 (1934-1997)
1960年の東京版画ビエンナーレでの受賞を契機に一躍脚光を浴び、1965年にはニューヨーク近代美術館での個展を実現させた。1966年にはヴェネチアビエンナーレの版画部門で国際大賞を受賞し、版画家として国際的な地位を得た。その後、作家、映画監督、陶芸等さまざまな分野で才能を示した。

日和崎尊夫 (1941-1992)
ビュランという道具で刻む木口木版の日本におけるリーダー的存在。「版」でなければできない世界を追求するとともに、お酒に関する武勇伝を多く残し、若くして逝った。

舟越桂 (1951-  )
国際的に活躍する彫刻家。版画にも挑戦し、さまざまな技法で舟越ワールドを表現している。父は日本を代表する彫刻家の一人である舟越保武。


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Posted on 2012-05-07 | Posted in 展覧会 | Comments Closed

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